漫画が描きたい!と思ったら、絶対にしてはいけない10のこと
あるとき、漫画が描きたい!
という衝動に駆られることがあります。
これはとても大事なものです。
年を取ると、この衝動が少なくなってくるのです。
表現とはそういうもので、
たとえば若かったときは激しいロックバンドだったのが
年を取っておじさんなってバラード的な歌を歌っていたりします。
まあそれはそれで味があってよいのでしょうが、
初期の躍動感とかワクワクはなくなってしまいます。
漫画も一緒です。
とにかく。
テクニックは二の次。その鉄が熱いうちにたたくべし。なのです。
紙と鉛筆でも十分です。とにかく、あなたの情熱をたたきつけることが先決です。
さて、そんな衝動に駆られたとき、ぜったいにやってはいけないことを紹介しましょう。
これをやらずに、漫画を描くのみです。
この記事の目次
1、今日は遅いから明日にしよう
夜は衝動が襲ってくる確率が高いものです。
そうしますと、くそっこんな時に限って明日はテストだ!といった状況になるでしょう。
このチャンスを生かさず、寝てしまうと明日にはもう衝動が半分になっています。
なたにはまだ若さがあります。多少の無理は大丈夫です。
すべてとはいかずとも、衝動を持ち越せるレベルまで吐き出してから眠ってもそう影響はないでしょう。
明日のテストより、創作の衝動は貴重なのですから。
2、よく考えてからにしよう
この衝動は大切だ、しかし大切だからこそ、ちゃんとしたものを書く必要がある、
だから、よく考えてから書こう。
よく考えるのは大事ですが、よく考えているうちに衝動が収まってしまう可能性が高いでしょう。
それよりも今すぐ、とにかく書くことが大事です。
3、道具がないから、揃えてからにしよう
さあ書こう、そう思い、いつものペンとインクを取り出すと、ペンが思ったより丸まってしまっていてベストでない、替えもちょうどなくなっている・・・・・・よし、明日買ってこよう。
危険です。
道具はそろわなくてもいいです。
とにかく、手近にあるチラシの裏でも何でもよいのです。
いまは衝動を吐き出すことを最も優先すべきで、形式にこだわっている場合ではありません。
何でもいいから書きましょう。
4、もっと腕が上がるのを待つ
衝動的に書くのはいいが、今の腕で完全に表現しきれるだろうか、この熱い魂を!
結論から言うと完全に表現できるときなど永遠に来ません。
いくらでも高見は存在するのです。
そして理想に追いつこうと四苦八苦する中にこそ上達があるのです。
余計な心配はせず、今やれるベストを尽くすべきです。
5、まずは取材だ
と言って他の漫画や映画、を見る。
大抵の場合1冊読み終わり、最悪の場合は全館読破してしまします。
非常にテンション高く読めますので、最高の読後感になります。
しかしそれで衝動は発散されてしまいます。
6、とりあえずyoutobeで曲を聞きながら
ネットは危険です。
youtubeを開いてしまった場合、目的は作業用BGMだったとします。
しかし目的の動画に行く前に、大抵の場合、他の動画を見てしまいます。
気づくと結構な時間を消費し、後悔先に立たず、問うことになります。
最も安全なのは、ネットには接続しないことです。
7、走り出す
あまりの衝動に、体を動かしたくなってしまう場合もあります。
しかし、それは危険です。
スポーツによって衝動が発散されてしまう可能性が高いでしょう。
または、気合を入れて書くぞ→漫画を描くには体力が必要だよな。
よし、今日から1時間ずつランニングをしよう。9時から10時に走れば12時まででも最低2時間は描ける。
というパターンも危険です。
8、イラストを描く
イラストを書くことはよいことだと思われるかもしれませんが、
イラストだけを書くことは危険です。あくまで漫画を描く必要があります。
イラストから発展して設定や話を考えるのはよいと思いますが、
それだけに凝ってしまうと、満足してしまい、衝動を消費してしまうでしょう。
9、不安に駆られる
非常に先のことを想像して不安になるのもよくありません。例えば、もし漫画家になってしまったら、収入は安定するのだろうか、結婚できるのだろうか、子供は?
そんなことはそうなってから考えればいいのです。
今はただ、目の前にある衝動を、紙にたたきつけるのが先決です。
10、下の処理をする
あまり下品なことはサイトポリシーに合いませんが、
それ以上に真実をお伝えする必要があると判断しました。(女性は私の知る限りではありませんので悪しからず)
これも相当危険です。衝動をそいでしまう可能性が大変高いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
以上のことをせず、とにかく、衝動を吐き出すことに全力を尽くしてください。
その吐き出された衝動は、また後日、
再びあなたを掻き立てるものになります。
止まってはいけません。今すぐブラウザを閉じて、作品作りに向かってください。
おっと、それでもやる気がでないという人は、こちらも見てみて下さいね。やる気を出す方法を解説しています。きっとやる気を出すことができますよ。
がんばりましょう。