ラノベ新人賞の倍率は10倍以上違う【2016年版】

ラノベ作家になるには、色々なルートがありますが、手っ取り早いのはなんといっても出版社が開催している新人賞です。

上位の賞に入賞すれば、即デビューできるものがほとんどな上に、出版社が自動的に宣伝までしてくれます。

ぜひ受賞して、作家の第一歩を踏み出したいところですよね。

ところで、応募に際して、出版社や、ジャンル、対象年齢はだれでもチェックしていると思いますが、もう一つチェックするとよい事項があります。それはなんでしょう？

本当にチェックすべき項目

それは受賞率です。

当サイトで調べたところ、なんと、最大で10.7倍も違うのです。

理論上は同じ作品でも賞を変えれば10倍通りやすくなるわけです！

なんと素晴らしい！

どの賞を狙うか、または自分の狙っている賞がどのくらいの難易度なのか、

（同じような賞で簡単なものがあれば狙うという手もありますね。）

早速チェックしてみましょう！

（記事の最後にリンク集も付けました。）

※公開されている各新人賞の受賞数と応募数の過去数年のデータから、当サイトが独自に算出。

※ライトノベルの定義があいまいなため、これラノベじゃねーんじゃね？というのも入っていますし、男女向け入り乱れていますが、自分の必要なところだけ見てください。

難易度低いランキング

まずは難易度低いランキングを発表します！

だーん！！

1位：ＨＪ文庫　1.39％

2位：小学館ライトノベル大賞【ルルル部門】　1.28％

3位：講談社チャレンジカップ　1.24％

つまり一番簡単（失礼！）なのは、ホビージャパン　ＨＪ文庫大賞です！

1.39％ということは、だいたい300人に4人、ということです。

300人という人数は、大きい学校の1学年くらいです。

1学年に4人というと、不可能ではなさそうに思えますね。（難しいことに変わりはありませんが）

難易度高いランキング

続いて、最難関です。

だーん！！

1位：電撃大賞　0.13％

2位：スニーカー大賞　0.54％

3位：集英社ライトノベル新人賞　0.54％

1位は有名かつ老舗、電撃大賞です！

なんと、その確率は0.13％

つまり1000人に1人！

しかも999人はただのボンクラではなく、自分と同じように切磋琢磨した精鋭999人です。

勝てる気がしない・・・・？

ちなみに、東大の合格率は34％だそうです。

東大のほうがはるかに簡単です♪

応募数ランキング

参考までに応募数です。

1位：電撃大賞　5352.5編

2位：ファンタジア大賞　1690.5編

3位：ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞　1680.5編

有名どころ、老舗どころが応募数も多いようです。

応募数が多い賞は受賞者も多い傾向にはありますが、やはり難関ですよね。

各新人賞の難易度

最後に各新人賞の難易度一覧と、内容を簡単にご紹介します。

こだわりがあれば、狭き門だろうとそこに挑むべき！そうでなければなるべく簡単な賞を目指しましょう。（何度も言いますが決して簡単ではありません。）

１、ホビージャパン　HJ文庫　大賞100万円

中高生からの架空小説ファンをメインターゲットとするエンターテイメント（娯楽）作品キャラクター作品を募集いたします。学園ラブコメ、ファンタジー、ホラー、ギャグなどジャンルは問いません。

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/novelawards/

２、小学館　小学館ライトノベル大賞【ルルル文庫部門】　大賞200万

『ルルル文庫』は、小学館から2007年5月に創刊した少女向けライトノベルレーベルです。
「ファンタジック」「ドラマチック」「ロマンチック」を合言葉に、“乙女のハート直撃の恋と冒険がたっぷり読める！”文庫を目指しています。
また同時創刊の少年向けライトノベルレーベル『ガガガ文庫』と共に、2006年に「小学館ライトノベル大賞」を創設し、 新しい才能の発掘に力を入れています。

→2016年に廃止されてしまったようですね・・・（2019.1現在）

３、講談社　講談社ラノベチャレンジカップ　大賞100万

主な対象読者を10代中盤～20代前半男性と想定した長編小説。
ファンタジー、学園、ミステリー、恋愛、歴史、ホラーほかジャンルを問いません。

http://lanove.kodansha.co.jp/award/challengecup/

４、宝島社　このライトノベルがすごい大賞　大賞500万 ※2014年からやってないみたいです。

ライトノベルガイドの決定版『このライトノベルがすごい！』のコンセプトが、“ホントに面白い作品を紹介すること”なら、この賞のコンセプトは、“ホントに面白い作品を生み出すこと”。面白いものを見逃さない『このラノ』編集部や「読み手のプロ」、「販売のプロ」たちが、新しい才能を発掘します。

http://konorano.jp/outline

５、KADOKAWA　エンターブレインえんため大賞ガールズノベルズ部門※参考値　大賞100万

小説・コミックを中心に新人作家の発掘を目的とする新人賞で、1998年の設立以来、多数の受賞者がプロデビューし、エンターブレインの各誌・各レーベルにて活躍しています。 ※17回よりガールズノベル部門がなくなり、より細かい部門に分かれています。

http://www.enterbrain.co.jp/entertainment/

６、講談社　講談社ラノベ文庫新人賞　大賞300万

主な対象読者を10代中盤～20代前半男性と想定した長編小説。
ファンタジー、学園、ミステリー、恋愛、歴史、ホラーほかジャンルを問いません。

http://lanove.kodansha.co.jp/award/rookie/

７、富士見書房　富士見ラノベ文芸大賞　大賞100万

富士見文庫では新しい才能発掘のため、「富士見ラノベ文芸大賞」を開催しています。求めるものはただ一つ。大人が楽しめる「キャラクター小説」であること。登場するキャラクターに、読んで引き込まれれるような魅力があることです。その条件さえ満たしていれば、ジャンルは問いません。ファンタジー、ミステリ、オカルト青春スポーツ、歴史、SF、既存にない新しいジャンルを作ってもかまいません。

http://www.fantasiataisho.com/bungei/

８、SBクリエイティブ　GA文庫大賞※前期後期合算　大賞100万

GA文庫では、１０代～２０代のライトノベル読者に向けた魅力あふれるエンターテイメント作品を募集します。あなただけが紡ぐことのできる、夢いっぱいの物語をお待ちしております。後期のほうが若干難易度が高いようです。

http://ga.sbcr.jp/novel/taisyo/

９、集英社　ジャンプ小説新人賞　大賞100万

「小説フリー部門」ジャンル、テーマ不問の未発表作品。枚数も無制限となり、壮大な世界観＆物語の作品も自由に投稿できるようになりました。
「小説テーマ部門」各回のテーマに沿った、枚数既定のショートストーリー。ジャンルは問いませんが未発表作品に限ります。※年3回開催

http://j-books.shueisha.co.jp/prize/

１０、KADOKAWA　角川ビーンズ小説大賞　大賞300万

角川ビーンズ文庫では、ライトノベルの新しい書き手を募集いたします。
ビーンズ文庫の作家として、また、次世代のライトノベル界を担う人材として世に送り出すために、「角川ビーンズ小説大賞」を設置します。

http://www.kadokawa.co.jp/beans/awards/

１１、集英社　集英社ライトノベル新人賞※参考値（1回分のみ集計）　大賞300万

主な対象読者を10代中盤〜20代男性と想定したオリジナルの長編小説。
ファンタジー、SF、ミステリー、恋愛、歴史、ホラーほかジャンルは問いません。

http://dash.shueisha.co.jp/award/

１２、小学館　小学館ライトノベル大賞【ガガガ文庫部門】　大賞200万

少年向けエンターテイメント。読みたい、読みやすい、読み深い、ライトノベルを超えたライトノベルが「ガガガ文庫」です。

http://gagagabunko.jp/grandprix/index.html

１３、富士見書房　ファンタジア大賞　

誰にも負けない熱意、求む！
オンリーワンを目指す、個性溢れる才能を待っています！

http://www.fantasiataisho.com/

１４、集英社　ノベル大賞　大賞300万

幅広く楽しめるエンターテインメント作品であれば、どんなジャンルも大歓迎!!

http://orangebunko.shueisha.co.jp/novel-award

１５、KADOKAWA　MF文庫Jライトノベル新人賞　大賞100万

オリジナリティ溢れるフレッシュなエンターテイメント作品を募集中！

http://bc.mediafactory.jp/bunkoj/award/

１６、KADOKAWA　スニーカー大賞※参考値（データが少し古い）　大賞100万

ファンタジー、ラヴコメ、ホラー、SF、ミステリ、青春などジャンルは問いません。10代の読者を対象とした、あなたにしか書けないエンタテインメント作品をお待ちしております。

https://sneakerbunko.jp/award/

１７、アスキーメディアワークス　電撃大賞　大賞300万

圧倒席な”最高”を求む！自由奔放で刺激的。そんな作品を募集しています。

http://dengekitaisho.jp/

どちらかと言えば、マイナーな賞はやはり競争率が低く、有名な賞は競争が激しいです。

おまけ　賞金ランキング

お金なんて二の次！自分の才能を知らしめるのに興味があるわけで、賞金なんて（チラッ

という方のためにおまけです。

１位：このライトノベルがすごい大賞　５００万円※2014年からやってません

２位：電撃大賞他　３００万円

相当の実力があるならば、賞金ハンターになるもよし！

そのような方はこのラノを目指しましょう。

ただ、このラノ2014年からやってません。残念。

まとめ

ということで、あくまで当サイト調べですので、間違ってても責任持ちません！

100人で投稿したのに誰も引っ掛からなかった！とか言われても困ります。

当然ながら、どの賞も決して簡単ではありません。回りはライバルだらけです。

新人賞は実力勝負！当サイトで実力を磨いて、受賞しましょう！

もしくはこちらの本でまるっとストーリーの基礎が理解できますよ。

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